『TUNDRA』 その車にはそのようなアルファベットが羅列されていた。

重厚で“バカデカい”ボディーに大迫力のフロントマスク。トラックのようでトラックでない、乗用車のようで乗用車でない、どの分類にもあてはまらない、まさに規格外のクルマ。それでいて室内の居住性も非常に高く、ピックアップトラックなのに高級RV車に乗っているような錯覚すら覚える。それが私にとてつもない衝撃を与えたモノ。

そんなTUNDRAの衝撃を次はあなたが体験する。

タンドラへのこだわり

趣味思考の強いTUNDRAは、はっきり言って商売をする『商品』としては成り立たない。

なぜならTUNDRAはアメリカでは“荷物を積めこんで走るクルマ”としてガンガンに使用されている。そんなクルマを車両の状態が良いものから何台も頻繁に仕入れる事はできないのだ。それでもTUNDRAに魅了された私どもは何らかの形でそれに関わっていきたい。そして出た結論、それが『商売を抜きとして、不定期ではあるが僕らが心底納得できるTUNDRAだけを取り扱う』という事。